テレビ業界で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために妻の「最高の結婚相手」を探しだす……ある男の一風変わったエンディング・ノート。2012年刊行の原作『ボクの妻と結婚してください。』樋口卓治著(講談社文庫)は、斬新な設定、心温まる物語が支持され、世代を問わずまさに究極の恋愛バイブルとなりました。そして、今秋、最高の布陣を得て、『ボク妻』がスクリーンに登場します。
メガホンを取るのは『阪急電車 片道15分の奇跡』(11年)などを監督し、繊細な人間ドラマの描写が高く評価されている三宅喜重。主演は「ようやく自分のやるべき作品と役柄に出会うことが出来た」と語る日本映画界の至宝、織田裕二。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12年)の公開から4年。命を懸けて日本の治安を守り続けてきた男が、愛する妻と子の幸せを願い突き進む“強さ”、いつ尽きるとも分からない自分の命に翻弄される“弱さ”を併せ持つ主人公、三村修治を熱演します。修治の妻、三村彩子役には今最も輝く女優・吉田羊。余命僅かな修治の「思いつき」と真摯に向き合い、覚悟を決めて夫に寄り添うヒロインを務めます。さらに、修治の見初めた「結婚相手」伊東正蔵役を『神様のカルテ』シリーズ(11年、14年)での熱演も記憶に新しい原田泰造、そして、結婚相談所を経営する修治の良き理解者、知多かおり役を女優として常に第一線で活躍する高島礼子と、まさに実力派俳優陣が勢揃い。主題歌は自身も結婚を経験し、新たな音楽の領域に踏み込んだアーティスト、中島美嘉。切なくも、希望に満ちた名曲「Forget Me Not」を圧倒的な表現力で歌い上げます。